目次
ウィズコロナの今考える、幸せのかたち
ウィズコロナの今、できないこと、手に入らないことばかりに目を向けてしまいがち。
不要不急の外出を控えて必要最小限のことを行う暮らし方を経験して「実はそれほど悪くない」「むしろ楽しい」と気づいた人が少なくないでしょう。
これからのアフターコロナの時代は自分と自分の生活を大事にしながら働けるスローなライフスタイルをどのくらい築けるかということが価値になると思います。
(参照)勝間式ネオ・ライフハック100
勝間式ネオライフハックは8つの項目で構成されている
大学生で公認会計士一発合格、経済コメンテーターの傍ら短期間でプロ雀士になってしまったりと目標達成のプロとも言える勝間さん。
信頼している先輩に相談したら、それはね…と答えてもらったかのような安心感…
勝間式ネオライフハックは、以下の8つの項目で構成されています。
ワーママの私にとってはどれも知りたいものばかり。
その中でも、①の問題解決ハック、目標達成ハック ⑤の思考法ハックが印象的でした。
①問題解決・目標達成ハック
②時間管理ハック
③インプットアウトプットハック
④お金ハック
⑤思考法ハック
⑥人間関係ハック
⑦片付け料理ハック
⑧ヘルスハック
勝間式ライフハック、ここがよかった①1テーマずつ内容は濃いけどサクサク読める!
目次を読んだだけでも、どこから読もうか迷ってしまうほど、あれもこれも興味のあるテーマがたくさん。
ほとんど見開き1ページで1つのテーマが構成されているのでサクサク読み進めることができます。
勝間式ライフハック、ここがよかった②すぐに実践できるtipsがたくさん!
3分以内にできることは積み残さずにやる・google keepを活用してtodoを管理する
(理由)どんなことでもやった直後なら大した手間もかからず頭も使わずにできることも、いったん時間を置いてあとですると余計な時間がかかってしまうから
忙しいと何から手をつけていいかわからなくて思考停止、結局動けない、動かないことってありますよね…
自分の中で3分以内に終わるならすぐやるというルールを設けるのはいいなと。
たった3分なら疲れていても、頑張れなくても、淡々と身体を動かすことができそうです。
スマートフォンでふせんのようにメモをとれるgoogle keepも使い始めました。
毎日のルーティーンの負担は秒単位でも減らす
たった20秒の動作でも毎日のルーティーンならば、積み重ねるとまとまった時間になると時間もお金のように積み立てるという概念も面白かったです。例に出されていたのは化粧の時間。毛穴を隠すファンデーション、おでこには不要じゃん、20秒節約!と言った具合。
夜ふかしは時間の借金、しっかり睡眠をとろう。
これ、ドキッとしました。睡眠をしっかりとろうなんて当たり前すぎることではあるのですが。
朝型に変えたいと思いつつも、忙しいことを言い訳に夜更かしを続けてしまう毎日。
本を読んでからは、子供と一緒に寝てしまって5時半に起きて瞑想、ヨガ、読書、お弁当作りをするようになりました。
早起きして、まず朝から自分がやりたいことをできると、とても気分良く一日のスタートを切ることができます。
子育てしながらもやっぱり自分のためだけの時間をわずかな時間でもいいので確保できると精神の安定に繋がります。
まぁこれも子供が夜泣きしなくなった今だからこそ成せる技ですが…
勝間式ライフハック、ここがよかった③論理と感性のバランスが絶妙!
コンサル出身の勝間さん。フレームワークや仮設思考の話も面白いのですが、論理も大事だけど運や虫の知らせも大事なのよ、セレンディピティって知ってる?っていうのが好きなんです。
一に論理、二に論理、三四がなくて五に論理!みたいなイメージじゃないですか、勝間さんって。ごめんなさい、私だけですかね。
でも違ったんですよね。
運をよくする4つの法則を知る
①チャンスを最大限に広げる
②虫の知らせを聞き逃さない
③幸運を期待する
④不運を幸運に変える
確かに。ありますよね、なんとなくの虫の知らせ。
私自身、大抵はあれが虫の知らせだったのか、勘を信じてたらなと何度後悔したことか。
準備は万全にして、かつ感覚を研ぎ澄まし、自分の勘だって信じることが大切といったところでしょうか。
幸運を期待するというのは、それだけアンテナ張ってりゃ幸運が来た時に気づきやすいしキャッチできる可能性が高まりますよという話。
不運を幸運に変えるというのは、まさにセレンディピティ(幸運を捕まえる力)のことです。
論理的で効率化のためのライフハックだけでなく、感覚、勘の話が織り交ざっているのが人生の中の実体験に基づくリアルな話という感じで私は好きでした。
勝間式ライフハック、ここがよかった④徹底して最適化しまくる様が爽快!
仮説を立てて、検証してみて、成功したコスパのいいライフハックを次々と惜しげもなく披露されるのを眺めるのが気持ちよくて。
平易な言葉でわかりやすく簡潔に書かれているので心にぱっと残る言葉が多いのも勝間さんの本の特徴ではないかと思います。
もう10数年前、大学生の頃初めて読んでからずっと何冊か勝間さんの本を読んでいますが「体力は気力から」「三毒追放」「セレンディピティ」これを教えてくれたのも勝間さんです。
うちに電気圧力鍋とルンバ(eufyですが)を取り入れたのも勝間さんの影響です。
一貫して考え方の柱があって、常に最適化をして、豊かに楽しく生きようとされる勝間さん。
変化の中で、強く、しなやかに、楽しいことにフォーカスして、豊かな人生を送れる力と知恵をつけていきたいと思える1冊でした。